ジャスティン・ローズとは:45歳で復活優勝・世界5位・GIR1位を誇るイングランドの元世界1位プロゴルファー
ジャスティン・ローズ(Justin Rose)は1980年7月30日生まれ、イングランド・ハンプシャー州出身の45歳です。1998年の全英オープンでアマチュアながら4位タイに入って注目を集め、同年プロ転向しました。
PGAツアー通算13勝、2013年全米オープン制覇、2016年リオ五輪金メダル(ゴルフが復活した初回五輪)という実績を持ち、2018年には世界ランキング1位に到達しています。生涯獲得賞金は7,700万ドル(約115億円)以上です。
2026年は特に充実したシーズンとなっており、1月のファーマーズ・インシュアランス・オープン(トーリーパインズ)で今季初優勝を飾り、2026年マスターズでは3位タイという好成績を収めています。
2026年4月時点で世界ランキング5位、SG:アプローチ・ザ・グリーンはツアー7位、フェアウェイからのグリーンヒット率(GIR)はツアー1位という数字が、ローズが現在もなお世界最高水準のアイアンプレーヤーであることを証明しています。プロ転向から27年が経過した45歳でのこのパフォーマンスは「キャリアの復活(renaissance)」と各メディアが評しています。
マクラーレン・ゴルフとは:F1チームが2026年に立ち上げたゴルフ用品ブランドの全貌
「パフォーマンスの飽くなき追求」:F1で培った精密エンジニアリングをゴルフへ
マクラーレン・ゴルフは、F1コンストラクターズチャンピオンに輝いたマクラーレンが2026年初頭に設立したゴルフ用品ブランドです。設立当初は「製造・設計の限界を押し広げ、パフォーマンスを追求するゴルファーに新次元の精度を提供する」というビジョンのみが示されており、具体的な製品の詳細は明かされていませんでした。
そして2026年4月27日、マクラーレンは初の正式発表として「ジャスティン・ローズをグローバルブランドアンバサダー兼投資家として迎える」と宣言しています。
ローズとマクラーレンの接点はゴルフに留まりません。ローズは現F1ワールドチャンピオンのランド・ノリスと長年の親交があり、F1レースに幾度もゲスト参加してきた実績があります。
またマクラーレンF1部門CEOのザック・ブラウンとも親密な関係を持ちます。ローズは単なるアンバサダーではなく、マクラーレン・ゴルフへの投資家でもあります。マクラーレン・ゴルフの正式ブランドローンチは4月29日水曜日にキャデラック・チャンピオンシップの会場(トランプ・ナショナル・ドラール)にて行われる予定で、マイアミ・グランプリ開催と同タイミングでの発表となります。

元HONMA・コブラのエンジニアが集結:マクラーレンのゴルフ開発チームの陣容
マクラーレン・ゴルフの開発チームは実績あるゴルフギア設計者たちで構成されています。
ヤコブ・サンボーン氏はローズがHONMAに在籍していた時期にHONMAのプロダクトデザイナーを務めており、ザカリー・メジャーズ氏とライアン・バジェロ氏はいずれもコブラゴルフ出身のエンジニアです。
ローズは約2年にわたってこの開発チームと非公開でプロトタイプテストを重ね、製品設計にフィードバックを提供してきたと明かしており、「情熱的なプロジェクト(passion project)」と表現しています。
ローズが実戦投入したマクラーレン・ゴルフ初のプロトタイプアイアン:CB+MBコンボセットの設計詳細
カーボンファイバーインサートとパパイヤ色スピードマークロゴ:GolfWRXが撮影した実物の細部
ローズがキャデラック・チャンピオンシップで実戦投入したアイアンは、4番にキャビティバックデザイン(Series 3プロトタイプ)、5番からPWにマッスルバックブレード(Series 1プロトタイプ)を組み合わせたコンボセットです。GolfWRXの専属カメラマンがドラールで撮影した実物の詳細によれば、CBモデルはヒールからトウへの長さが短めでリーディングエッジがフラット、ソールはトレーリングエッジにヒール側へと続く逃げが設けられています。
キャビティ内部にはカーボンファイバーインサートが採用され、その上にマクラーレンのパパイヤ色スピードマーク(Speedmark)ロゴと六角形(ハニカム)ミーリングが施されています。
MBモデルはナローなトップライン、同じフラットなリーディングエッジ、そしてスピードマークロゴが特徴です。
シャフトは全番手でKBS C-Taper 125 S+が装着されています。
HONMAゴルフとの比較:新興ブランドとの契約が「2度目の挑戦」となるローズのリスクと今回の決定的な違い
ローズには2019〜2020年にかけてHONMAゴルフとの契約を結んだ経験があります。
あの時期はパフォーマンスが低迷し、ブランドとの契約も短期で終了しました。
しかし、今回のマクラーレン・ゴルフとの契約が根本的に異なる点が3つあります。
まずローズ自身が開発初期段階(約2年前)から関与し、プロトタイプのテストと設計フィードバックを継続的に行ってきたこと。
次にローズが投資家として自らのキャリアとブランドの命運を同一にしていること。
そして2026年時点でのローズのパフォーマンス(世界5位・今季2勝・GIR1位)が、2019年のHONMA移籍時とは比較にならないほど高水準にある点です。ローズは今季PGAツアーでGIRリーダーであり、SG:アプローチで7位にランクされています。
ジャスティン・ローズのバッグ全容(2026年4月・キャデラック・チャンピオンシップ時点)
GolfWRXが確認した2026年4月のWITBは以下の構成です。
ドライバー:キャロウェイ Paradym Ai Smoke Triple Diamond Max(9度)
シャフト:三菱ケミカル Diamana WB 63 TX
ミニドライバー:キャロウェイ Quantum Mini(13.5度)
シャフト:三菱ケミカル Diamana WB 63 TX
7番ウッド:テーラーメイド Qi4D(21度)
シャフト:Project X HZRDUS Smoke Black RDX 80 TX
アイアン:マクラーレン・ゴルフ プロトタイプ(CB 4番 + MB 5〜PW)
シャフト:KBS C-Taper 125 S+
ウェッジ:タイトリスト ボーケイ SM10(52度-08F・56度-08M)とクリーブランド RTZ Tour Rack Prototype(60度)
シャフト:SM10 52度にKBS C-Taper 125 S+、56・60度にTrue Temper Dynamic Gold Tour Issue S400
パター:スコッティ・キャメロン Phantom 5 ツアープロトタイプ
ボール: タイトリスト プロV1X
キャロウェイ Paradym Ai Smoke Triple Diamond Max ドライバー
市場価格:約85,000円〜
(2026年4月時点の市場価格)
三菱ケミカル Diamana WB 63 TX シャフト
市場価格:約40,000円〜
(2026年4月時点の市場価格)
キャロウェイ Quantum Mini フェアウェイウッド
市場価格:約60,000円〜
(2026年4月時点の市場価格)
テーラーメイド Qi4D
市場価格:約45,000円〜
(2026年4月時点の市場価格)
Project X HZRDUS Smoke Black RDX 80 TX シャフト
市場価格:約35,000円〜
(2026年4月時点の市場価格)
タイトリスト ボーケイ SM10 ウェッジ
市場価格:約22,000円〜
(2026年4月時点の市場価格)
クリーブランド RTZ Tour Rack Prototype ウェッジ
市場価格:約28,000円〜
(2026年4月時点の市場価格)
スコッティキャメロン Phantom 5 パター
市場価格:約66,000円〜
(2026年4月時点の市場価格)
タイトリスト プロV1X (Pro V1X) ゴルフボール
市場価格:約7,000円〜 (1ダース)
(2026年4月時点の市場価格)

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