ミンウ・リーの基本プロフィールとPGAツアー実績:ヒューストンオープン王者の現在
ミンウ・リー(Min Woo Lee)
1998年7月27日生まれ、26歳(2026年4月時点)
オーストラリア・パース出身
身長183cm・体重75kg
2019年にプロ転向を果たし、欧州ツアー(DPワールドツアー)での活躍を経て、2025年の「テキサス・チルドレンズ・ヒューストンオープン」でPGAツアー初優勝を飾った次世代のスター選手です。
2026年4月時点の世界ランキングはOWGR31位前後で推移しています。
彼を象徴するフレーズ「Let him cook(彼の好きにやらせろ)」はSNSを中心に若年層のゴルファーから熱狂的な支持を集めており、インスタグラムのフォロワーは80万人超、TikTokでも30万人以上を抱える現在ツアーで最もマーケティング価値の高い選手の一人です。
姉のミンジ・リー(Minjee Lee)は全米女子オープンを含む10勝以上を誇るLPGAツアーのトッププロであり、世界最強のゴルフ姉弟としても知られています。
幼少期からプロ転向まで:姉弟でのUSGA制覇からPGAツアーへ
USGA史上初の姉弟制覇から念願のPGAツアー初優勝へ:ミンウ・リーが歩んだキャリアの軌跡
ミンウ・リーのアマチュアキャリアで最も輝かしい実績は、2016年の「全米ジュニアアマチュア選手権(U.S. Junior Amateur)」制覇です。この4年前の2012年に姉のミンジ・リーが「全米女子ジュニア選手権」を制していたため、彼らはUSGA(全米ゴルフ協会)史上初となる「姉弟でのUSGAジュニア選手権制覇」という偉業を達成しました。
2019年にプロ転向した後は欧州ツアーを主戦場とし、2020年の「ISPS Handa Vic Open」でツアー初優勝。2021年には名門ロレックスシリーズの「アブルドン・スコティッシュ・オープン」でマット・フィッツパトリックとトーマス・デトリを下して制覇しました。2023年には「フォーティネット・オーストラリアンPGAチャンピオンシップ」でも優勝し、欧州ツアー通算3勝を積み上げています。
そして2025年3月30日、「テキサス・チルドレンズ・ヒューストンオープン」にてスコッティ・シェフラー(世界1位)とゲーリー・ウッドランドの猛追を1打差で振り切り、通算20アンダー260(66-64-63-67)でトーナメントレコードを4打更新する形でPGAツアー初優勝を達成。プロ転向後56試合目での初勝利であり、賞金171万ドルを獲得しています。
主要トーナメント成績
2025年のPGAツアー初優勝以降、シグネチャーイベントでも上位に顔を出しています。
| 年月 | トーナメント名 | 順位 | スコア |
|---|---|---|---|
| 2026年3月 | ザ・プレイヤーズ選手権 | 32位タイ | -2 (286) |
| 2026年2月 | AT&Tペブルビーチ・プロアマ | 2位タイ | -21 (267) |
| 2026年2月 | WMフェニックス・オープン | 28位タイ | -7 (277) |
| 2025年4月 | マスターズ(オーガスタ・ナショナル) | 49位 | +6 (294) |
| 2025年3月 | テキサス・チルドレンズ・ヒューストンオープン | 優勝 | -20(260) |
| 2024年4月 | マスターズ(オーガスタ・ナショナル) | 22位タイ | +4 (292) |
| 2023年12月 | フォーティネット・オーストラリアンPGA選手権 | 優勝 | -20 (264) |
| 2023年10月 | SJMマカオ・オープン(アジアンツアー) | 優勝 | -30 (254) |
| 2021年7月 | アブルドン・スコティッシュ・オープン | 優勝 | -18 (266) |
| 2020年2月 | ISPS Handa Vic Open | 優勝 | -19 (269) |
驚異のヘッドスピードと代名詞「スティンガー」:スタッツが証明する圧倒的なボールストライキング
「Let him cook(彼の好きにやらせろ)」:SNSを席巻するパワーと精密なコントロールの両立
ミンウ・リーの最大の特徴は、PGAツアーでもトップクラスのヘッドスピードから放たれる圧倒的な飛距離です。「Strokes Gained: Off-the-Tee(ティーショットの貢献度)」では常にツアー上位にランクインしており、スコアへの貢献が高い局面でのショット精度も高水準を維持しています。
しかし単なるパワーヒッターではありません。彼の代名詞となっているのが、地を這うような低い弾道で風を切り裂きラインを出していく「スティンガーショット」です。
2025年のザ・プレイヤーズ選手権でX Forged UTを使って放ったスティンガーの映像はSNSで数百万回再生され、「Let him cook」の声とともに彼の実戦的なボールコントロール能力の高さを世界に知らしめました。
キャロウェイ「X Forged UT」:風を切り裂くスティンガーショットの心臓部
この芸術的なスティンガーショットを生み出すキーギアが、キャロウェイ X Forged UTです。
米ゴルフメディアGolfWRXによれば、ミンウ・リーは19度と22度の2本のUTをコースコンディションや風の強さに応じてセッティングに組み込んでいます。
ウッド系ではなくアイアン型UTを選択することでスピン量を意図的に抑え、ライン出しの精度を極限まで高めています。
シャフトにTrue Temper AMT Tour White X100やProject X HZRDUS Black 105 TXなど先端剛性の高いモデルを採用することで、強烈なインパクトでもフェースの捩れを抑制しています。
キャロウェイ X FORGED ユーティリティアイアン
中古相場:約18,000円〜
(2026年4月時点の市場価格)
トゥルーテンパー AMT TOUR WHITE X100
市場価格:約6,000円〜
(2026年4月時点の市場価格)
キャロウェイ主体のクラブセッティング:パワーを最大限に引き出すこだわりの構成
パター以外のクラブは契約先のキャロウェイを中心に構成されており、ツアー屈指のボールストライカーとしての要求を満たすプロトタイプやハードなスペックが並びます。GolfWRXが確認した2026年3月時点のセッティングは以下の通りです。
・ドライバー:キャロウェイ クアンタム トリプルダイヤモンド(10.5度)
・シャフト:Fujikura Ventus Black VeloCore+ 7X
・ミニドライバー:キャロウェイ クアンタム ミニ(13.5度)
・シャフト:Fujikura Ventus Blue 9X
・ユーティリティウッド:キャロウェイ Apex UW(21度)
・シャフト:Fujikura Ventus Blue 9X
・ユーティリティアイアン:キャロウェイ X Forged UT(19度・22度)
・シャフト:True Temper AMT Tour White X100およびProject X HZRDUS Black 105 TX
・アイアン(4・5番):キャロウェイ X Forged
・アイアン 6番〜10番:キャロウェイ フォージド プロトタイプ
・シャフト:Nippon Pro Modus 125 X
・ウェッジ:キャロウェイ Opus SP(50度-10S)、タイトリスト ボーケイ SM9(56度-08M @55度)、タイトリスト ボーケイ ウェッジワークス(60度-Tグラインド)
・シャフト:Nippon N.S. Pro Modus3 Tour 120 S
・パター:Odysseyをベースに複数モデルを使い分けており、2026年2月ではJailbird 380、3月にはOdyssey Ai-ONE TRTLプロトタイプの使用も確認されています。
・ボール:キャロウェイ Chrome Tour X
L.A.B. Golf DF3 パター
市場価格:約82,500円〜
(2026年4月時点の市場価格)
ウィルソン Staff Infinite パター(マレット型)
市場価格:約16,000円〜
(2026年4月時点の市場価格)
キャロウェイ QUANTUM トリプルダイヤモンド ドライバー
市場価格:約95,000円〜
(2026年4月時点の市場価格)
キャロウェイ QUANTUM ミニ ドライバー
市場価格:約55,000円〜
(2026年4月時点の市場価格)
キャロウェイ APEX UW
中古相場:約28,000円〜
(2026年4月時点の市場価格)
キャロウェイ X FORGED ユーティリティアイアン
中古相場:約18,000円〜
(2026年4月時点の市場価格)
キャロウェイ X FORGED アイアン
中古相場:約85,000円〜
(2026年4月時点の市場価格)
キャロウェイ OPUS SP ウェッジ
市場価格:約25,000円〜
(2026年4月時点の市場価格)
オデッセイ Jailbird 380 パター
中古相場:約35,000円〜
(2026年4月時点の市場価格)
キャロウェイ CHROME TOUR X ゴルフボール
市場価格:約6,500円〜
(2026年4月時点の市場価格)

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